19 ヤマパ2009
自己紹介にも書いているとおり、私は自分の人生の原点は「宇宙戦艦ヤマト」だと信じて疑っていません。何故なら、記憶にある限り、自分が人生をかけた最初の出来事・・・要するに、 どっぷりつかった出来事だったからです。
今は誰も信じてくれませんが、かつて私はものすごい人見知りで、外に出るのは嫌い、読書もほとんどしなかったし、当時、学校の自分のクラスにも仲の良いといえる 友達もなく、家に帰った後は、幼馴染としか遊ばない・・・と、これが小学校低学年の頃の私の日常でした。
時が過ぎ、それを変えてくれたのが「ヤマト」でした。当時、アニメブームの火付け役だったヤマトはいわゆる社会現象でした。映画館に公開何日も前から並ぶ人たち、たくさんのファンイベント・・・テレビ漫画がアニメーションとして、今日評価される最初の一歩だったのかも知れません。
「好きな物を好きと追いかけるには、行動しないといけないんだ」
ということを 私はここから学びました。というと、大人っぽいのですが、早い話が「映画を観たい!そのためには映画館に行かないと!」「情報が欲しい!でも、小学生の私にはあっちこっち行けない。だったら、お小遣いためて、公認ファンクラブに入るべき!」と、これまでの私では信じられない「行動」を起こしたわけです。
その後、ヤマトを通じて、クラスに良い友人も出来ました。その一人とは、現在も良い関係を保っています。いわば、私の一番古い友人です。好きな事を通じて、大切な存在がたくさん出来ることを最初に教えてくれたのもヤマトでした。
勿論、言うまでもなく作品を通じて教えられたことは多々あり、現在も指針のひとつです。
その「ヤマト」は、現在もたくさんの人たちに愛されています。私はヤマト世代とは言え、はまった当時は小学生でしたし、ヤマト完結編は17年前の公開でした。ですが、近年、テレビのアニメーション専用チャンネルなどの普及もあり、当時を知らない世代のファンも増えているんだそうです。
そして、この5/3に、5年振りに開かれた「ヤマトパーティ(通称ヤマパ)」
ずっと楽しみにしていましたが、あいにく、少し前に崩した体調が戻っていなかったので、全部は参加出来ずだったのですが、ヤマトの空気というか、ヤマトワールドを満喫しました!
このパーティーは、ヤマトファンの方々が運営しているイベントで、ヤマトの商品の骨董市、同人誌販売&コスプレは勿論、面白ビデオ(ヤマトが出てくるいろんなビデオ)を見せてくれたり、まさに、ヤマトファンによる、ヤマトファンのためのイベントです。
そんなイベントの中身もさることながら、私が嬉しいのは、いろんな世代の方々が、普段は仕事やプライベートでいろいろと大変な事もあるでしょうが、ずっと、心はヤマト共にあり、イベントでは「ヤマト」を一緒に楽しんで一緒に笑って・・・そんなひと時が嬉しいのです。この人たちにとってもヤマトは大きな存在でまた、そんな大きな存在に出会えた私たちは本当に有難いと感じることができるのです。正に「明日に架ける虹」!
よく「もう○○は卒業」という声を聞くことがあります。それは人それぞれの考え方だと思います。でも、それに夢中になった時間が現在につながっているのだからと思うと、私個人は、好きなものはみんな、いつも現在進行形で良いかなあ・・・と思うのです。振り返れば、私自身は辛いことがある毎、いつもヤマトに帰ってきている気がしています。そういう大切な物をこれからもたくさん増やして行きたいと感じたひと時でした。
今回、この会場で、今まであまり情報が出なかった、ヤマト復活編の映像を初めて見る機会が
ありました。復活編には賛否両論ですが、自分とあまり変わらない年になったクルーたちに再会するのも、悪くないかもしれないなあ・・・と思っている、今日この頃です。
(2009.5.4)