11 ルノワールに会えた!
ルノワールの「舟遊びの昼食」に会えた!
7・8月は仕事がとにかく忙しく、休日出勤も何度もあった日々でした。「暑い夏だから、クーラーびんびんの会社に居る方がましよ」と自分を励まし(?)過ごしていました。
そんな日々でしたので、行こう、行こうと思っていた森美術館とアーツセンターギャラリーに、ようやく行けたのが、お目当ての展示の最終日。けっこう混みあっていましたが、十分に満喫する事が出来ました。
高校生の頃から、それまでは全く興味の無かった絵画鑑賞に関心を持つようになり、社会人になってからは、時々ですが美術館に足を運ぶようになりました。今回のお目当ては、先述の二つの美術館
(共に六本木ヒルズ)でそれぞれ開催されていた「中国展」と「フィリップス・コレクション」。特に後者は、私が長年心惹かれ続けているルノワールの名作「舟遊びの昼食」に会える絶好の機会でした。
実は、絵画鑑賞は好きですが、あんまり作家や画風に詳しい訳ではありません。でも、素人感覚でも、この作品は特別に感じています。そして、一番好きな画家がルノワールです。
1999年に、初めてイギリスに行った際、ガラスケースに入っていないルノワールの作品を間近で観ることが出来、とても感動したのを覚えています。ですが、今回は特別でした・・・
その、憧れの作品を間近に観た時、正に足が動かない状態になってしまいました。自分の気持ちがぐっとそこに引きつけられ、感動が嵐のように心の中を巡りました。この作品を現在の「フリップス・コレクション」(アメリカ)の展示品として破格の金額で買い取られた、今は亡きフィリップス氏が「この作品を観る為に、遙か遠く彼方からでも人は訪れてくるだろう」と仰られた言葉の重さが伝わってきました。
今年は仕事が例年に無い忙しさとなっています。ちょっとしたパーティーやカナダ関連の行事に参加して楽しんではいるものの、やはりどうしても日々慌ただしく、気が付くと心のゆとりの無い日々となりがちです。自分の周りにも現在の私の状態は異常だと言われているので、きっと客観的に見る
と私の忙しさは自分が感じているよりもずっとずっとすごいのでしょうね。(そんなに特別大変とは思っていませんが、きっと慣れがあるから感覚がずれているのだと・・・ちょっとこれも情けない話ですね・・・)
そんな今日この頃に得たこの感動は、随分と私に元気を与えてくれました。(正直、足が動かない程に感動したのはここしばらくは久しく無かったことでした)そして、時を越えて未来の私達にこれだけの感動を与える力というものにも又、大いなるものを感じています。
(2005.9.4)